2012.05.28 カテゴリー : オーナーインタビュー

山口県下関市O様

商品シリーズ : ジャパネスク
延床面積 : 23.89坪(78.98㎡)
用途 : 自宅
竣工 :2008年4月

~程々の家と暮らす~ 大人の時間、空間、喜び、愉しみ。

「庭が良い感じなので、見に来ませんか?」

奥様に声をかけて頂きました。

住宅街の一角、BESSの家は目立ちます。

近隣の方や配送の方に「あの黒い家」と言われてる、建物はジャパネスクハウス程々の家「北斗」。

 

時は新緑。

門の外から、鮮やかな緑とシーズンを待っていた花々が見えます。

軒の深い程々の家は、中まで分らず、緑の奥に佇むような存在感。

奥様が笑顔で出迎えてくださいました。

行き届いた庭の手入れ。一目で、お好きなのだと分ります。

木々の芽吹いた緑と、季節の花が綺麗。地面を這う地被植物も元気です。

ヘビイチゴの実が旬のようで、緑の中の赤いポイントになっています。中には食用のイチゴも。 



家の中へと招いていただく間も、アプローチの鉢物やデッキの小物に目は釘付け。
「素敵ですねぇ!」
玄関前に麻の暖簾がかけてあり、お店ですか?とよく聞かれるとか。
家の中は、ジャパネスクハウス程々の家の落ち着いた色調。
ダイニングテーブルの、この席へとご案内いただいたところ・・・
その席は、デッキから庭園、その先の池、目の前の山までが一望出来る特等席。
「わぁ・・・!」
しばし、黙ったままその景色を観賞させていただきました。

山口県下関市、O様。
お子様方は独立され、お仕事も真っ当され、余暇の時間も沢山とれる。これからをどう楽しむか。
子供さんが立ち寄られるスペースとして、趣味のスペースとして、好きな雰囲気の広さも程々な「北斗」をお選びになりました。
ロフトには、壁傾斜に合わせてオーダーされた、書棚と書斎。
ロフト手すりには、お孫さんの為の鯉幟。
お気に入りの家具の配置を決めて設計されたスペース。その家具には、今、外国へ行かれているお孫さんのポートレート。
お気に入りの作家さんの絵や陶器。骨董屋で見つけた雑貨。
腰掛けてもちょうど良い、玄関から続くたたきの上がり口。
そして、とても可愛がっていらっしゃる庭の植物。
何種あるのでしょう?ご近所の方と植物の交換もされていらっしゃるし、自生したものも。
大人の時間と空間。
大人の遊びと喜び。
美は物体にあるのではなく、物体と物体の作り出す陰翳のあや、明暗にあると考える-----------谷崎潤一郎
物静かで知的なご主人様と、とても可愛らしい朗らかな奥様。
お二人の時間を想像するに人生の充実の時を感じます。
好きなものに囲まれた、趣のある暮らし。
「この建物、北斗って言うんですか(笑」
奥様、最高です。
建物の名前なんて、暮らしには必要ないですものね。

「持って帰りませんか?」
と薦めていただいた地被植物。
展示場で育てることにしました。
豊かな人生のお裾分けをいただいたようで、嬉しく思います。ちゃんと育てますね!有難うございました。

  • ・デッキからの景観が最高です。デッキの先にお庭、そして池や山。

  • ・陰翳を得意とする程々の家。格子戸を引いて。

  • ・室内の趣きある雰囲気。趣味趣向に合わせたものに囲まれる幸せ。

  • ・センスが光ります。割れた壺を鉢にして多肉植物の寄せ植え。

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