2011.08.29 カテゴリー : [007]現場だより
定期点検訪問。
~お家の健やかな経年、点検します~
BESSの家は、適切なお手入れにより、長く快適に暮らすことが出来ます。
建物のオーナー様自身によるお手入れも、暮らしの楽しみの一つであると考えている私達。
多少手間がかかっても、愛着が持てる。そんな家とのお付き合いは一生。
そして、責任施工させていただいた建物は、建築後のサポートも万全です!!
引渡し後、2年間で3回、最近の50年保証物件については、5年目以降、5年ごとに全9回の定期点検訪問をしております。
この日、ボロックス(ログハウス)の半年点検にうかがいました。
建てられている土地条件、地域特性、その年の気候条件、使い方などにより、家のコンディションは常に変化します。
半年ご利用されて、お気付きの点など伺い、点検していきます。
ログハウスは、特有のメンテナンス「セトリング」がありますが、知識として知り、ポイントを抑えれば、難しいものではありません。一般的ではない住宅の特徴で、とっつきにくい感じはしますが・・・。
「セトリング」とは、ログ材の乾燥収縮と、ログウォールの自重により、ログ壁が下がる現象のことです。ノンセトリングのファインカットログハウスにはありません。)無垢材を豪快に使った本物のログハウスの家の証でもあります。
セトリングの進行にあわせて、スクリュージャッキのナットを緩めて調整したり、ボルトを締め上げたり、階段下のスペーサーを外す、など。
点検していても、生きている木の家を実感します。
最終的にセトリングが落ち着くのに、2~3年かかります。その後は、セトリングのメンテナンスは無くなります。
セトリングが終わったログハウスは、時間とともに強度が増していってることが良く分かります。
本日の定期点検も、問題なく終了しました。
健やかな経年。
永く愛される家となりますように。
◆こんにちは~!BESS福岡です!半年点検に来ました~!・・・アポイントを入れて伺います。
◆建物内部、幕板の中にあるスクリュージャッキ。ナットを緩めて調整します。
◆薪ストーブも、お掃除して冬支度の時期ですね!