2012.12.28 カテゴリー : [001]展示場日記 [101]薪ストーブ 

薪ストーブを愉しもう!!~着火について~

毎日寒いですね。

本日も展示場の薪ストーブが焚かれていますが、暖房の中で、薪ストーブからの輻射熱が一番ホッとするし心地良いと思います。

スローでアナログな薪ストーブ。スイッチ一つで温かくはなりませんが、自然の一部である「人」が、自然の恩恵を最短ルートで受けることの出来る暖房です。「自分で」熱を作ることが出来ることが良いですね。仮に電気がなくても、暖の確保が出来ます。

 

人類は火の使用により、照明・暖を取る・獣から身を守る・食物に火を通すなど多くの利益を得ました。人が原始から行なってきた「火」を熾すという動作。便利な現代では火を熾す体験をしていない方も随分居られるとか。摩擦熱から発火させる弓きりや舞きりなど、少し体力と要領が要りますが一度ご体験されると面白いですよ♪

点火は楽しみでたまにやるのは良いですが、日常の薪ストーブの火は、マッチや柄の長いライターで炎を用意し、着火する方が大半かと思います。

さて。

火はいきなり安定もしなければ大きくもなりません。最初は小さな火を何かに燃え移らせ、徐々に長く燃すことの出来るものへ火を移し、最後に大きな薪へと定着させます。薪ストーブ利用には大きな薪だけでなく、火を育てるプロセス順に小さな材も要します。BESS北九州展示場では、薪のラック意外に、中くらいの材、細い材を別に分けて置いてます。出来るだけ、自然に着火したいので、場内で拾った落ち葉や小枝も大事に持ってます。

 

着火時に使えそうなものを並べてみます。

【自然の恩恵】

・落ち葉

・小枝

・松ぼっくり

散歩や休日の遠出などレジャーの際に、ついでに山の中や海の松林などで着火素材の収集なんて効率的ですよね。

運が良ければ、薪GETのチャンスがあるかもしれません!!

【着火剤】

・着火剤ライトバグ(写真のものです)

自然素材のみでできた、環境にやさしい着火剤です。素早く点火し、その後はゆっくりと燃え続けます。

・ドラゴン着火剤

手軽に安定した炎で確実に薪を着火させる優れた固形燃料です。キューブ型なので取扱いやすいです。

※購入する着火剤の一回コストは10~20円が多いようです。冬のシーズン毎日使って2000円を切るイメージです。

※薪ストーブの着火剤は、ジェル・液体系は避けてください。

【工夫着火】

紙は出来るだけ燃さない方が良いと言われるのですが、火持ちの良いものを少しだけはやります!

・段ボール・・・空気を含んで具合良いものですから、たまに使います。

・割りばし・・・使用後の割りばしを洗ってとっておいて更に割って使うと良い感じ。

 

薪ストーブオーナーのお一人お一人に工夫があると思います。

ぜひ、展示場で情報交換していただければ♪

今から薪ストーブをご検討のお客様は、ぜひイベントをご利用ください。

【薪ストーブ関連イベント】

・要予約イベントhttp://kitakyushu.bess.jp/event/exhibit/20121223_85424.html

・予約不要イベントhttp://kitakyushu.bess.jp/event/exhibit/20121203_84929.html

 

因みに、先日の薪ストーブ説明会の模様をFM FUKUOKAさんがホームページに掲載してくださっているので、ご参考までに。

その①http://fmfukuoka.co.jp/slw/2012/11/post-97.html

その②http://fmfukuoka.co.jp/slw/2012/12/post-99.html

 





◆視覚、肌感覚、遠赤効果。火の効用は大したもんです。


◆着火に松ぼっくり。


◆着火にライトバグ。


◆着火にダンボール片。


◆着火に落ち葉。

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