「雲の上」しゃべりぃ、ことばⅡ

北九州市の出している情報誌「雲の上」。

今号特集「話ことば」。

一つ前のブログの回答です♪

 

【北九州のことば】

①びびんこ

◆「肩車」です。

②ぐらぐらする

◆憤りの気持ち、むかっ腹が立っている意。

③しゃっちが

◆いちいち、わざわざ、どうしても。この下の句には続く定番の言葉があります。「～せんでもよかろうも(しなくてもいいのに)」。

④なんかかる

◆もたれかかるの意。

⑤ひっしまめたん

◆漢字にすると必死豆炭。意味は「一生懸命」に。

⑥てれんぱれん

◆ブラブラしている、のらりくらりの意。

⑦みつかけ

◆かき氷の蜜のみをかけたもの。かき氷界のコンサバ。

⑧どっこいし

◆じゃんけんぽんの掛け声で使います。

⑨くらす

◆「きさん、ぶちくらーす！(きさま、ぶんなぐるぞ！)」と使いますが、じゃれあって言う言葉でもあります。

⑩ほたる

◆人に対しても、物に対しても使います。捨てる、ほったらかしにする、置きっぱなしにするの意。

⑪ねぶる

◆舐める。粘着質が増して感じますね。

⑫かべちょろ

◆ヤモリ、トカゲ、イモリなどを、こう呼びます。

⑬おおとる

◆計算が合う、人数が合うなどの意。

⑭すいばり

◆木のささくれ、トゲ、破片などが、刺さった瞬間から、すいばり(刺さったささくれ)になります。

⑮さんのーがーはい

◆掛け声です。「いち、にの、さん！」「いっせーの、せっ！」と同じです。

⑯なしか

◆なんでだ、どうしてだ、どうなっているんだ。

⑰ほがす

◆穴をあけること。施工現場でも使う言葉です。自動詞は、ほげる。「あいつのズボンの尻、ほげちょる」と使います。

⑱おらぶ

◆大きな声で叫ぶこと。北九州だと「世界の中心で愛をおらぶ」となります。

⑲りごうする

◆狭い道で車がすれ違うこと。車に使います。人と人、車と人は、標準語と同じ、すれ違う。

⑳ぬくい

◆温かい、暖かい、暑い、熱い。温度より感度を感じる言葉です。

 

以上、北九州の「ことば」。

一部でしたが、お楽しみいただけたでしょうか♪