2011.09.27 カテゴリー : [007]現場だより 

本日は、お客様邸宅の上棟式。

本日は、お客様宅の上棟式。

建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了したことに感謝し、無事、建物が完成することを祈願する儀式です。

 

上棟式は、平安時代初期から行なわれ、居礎(いしずえ)、事始め、手斧始め(ちょうなはじめ)、立柱、上棟、軒づけ、棟つつみ、などなど、完成まで建築儀式が多くありましたが、江戸時代になって、これらの建築儀式を代表する形で、上棟式という形になりました。

昔は、建築儀式が沢山ありましたが、時代の変化とともに儀式も変りつつあります。

 

木造軸組では、棟木を棟に上げる時に上棟式を行ないます。

上棟式のしきたりや、ならわしは、地域性があります。

今回は正式に、神主さんをお呼びしての式です。棟梁が代行して執り行うこともあります。

この日は、小雨降る中での上棟。出来るだけ建物が濡れない工夫をしての、お式となりました。

 

最近の家づくりでは、上棟式が珍しくなりました。

個々がお忙しい現代らしい、時代背景がありますね。

 

久しぶりの上棟式。

カメラを持ち込ませていただきました。

本日は、おめでとうございます。

この後の工事も、誠意を持ってすすめさせていただきます。





◆上棟の目印、吹流しです。


◆ご建築モデルは、ジャパネスクハウス程々の家。


◆本儀上棟式


◆捲餅の模様

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