2014.12.24 カテゴリー : [001]展示場日記
丸い家の、丸くない話。
~愛おしきULTRA、ドームハウス~
数ある住宅の中で、ひときわ異彩を放つドームハウス。
BESSがビッグフットだった時代から、住宅として提供されています。
何と、ハンドヒューンログハウスの次に古いシリーズです。
ビッグフットらしいシリーズですよね。
どんなに売れても、自然派個性住宅。
万人のニーズに合ったカテゴリーではありません。
良いも悪いも特徴的。でも、他にはない魅力を持っています。
BESS北九州展示場展示場の受付棟、ドームハウス。
2階のスカイライトから冬の空。
ここからの陽で、室内の温度も上がることから、冬場の今、スクリーンカーテンを外してみました。
陽が斜めに射すこの時期は気持ちいい日差し量。
日向ぼっこのような室内体験が出来ます。
逆に夏は陽の遮断方法で室内の気温上昇を妨げます。
さて。ドームハウス。
見学したい建物の上位に入りますが、住みたい家になると上位から消えます。
勇気のいる希少価値の高い住宅の位置は変わっていません。
感性の鋭い方は、これでないと!との決意のもと展示場に来場されるのもドームハウスの特徴かもしれません。
BESSのドームと長く付き合ってきて、思うことを正直に。
【長所】
構造強度、空間の広がり。
楽器・オーディオ、映像など使いこなしていくほどに新しい発見がある魅力の空間。
効率的に優れた空気循環特性。
他にない個性的な住宅。
【短所】
バルコニーが存在しない。つけられない。
樋が無い。外壁は全て屋根である。
複雑な屋根構造の為、雨漏りのリスクが高い。
リスクのない住宅などこの世に存在しないのですが、BESSの家は魅力の反対側にその一面を持ってます。
BESS北九州展示場では、お客様の判断をサポート出来るように建物のシリーズを全部揃えました。
どうぞ、特性も合わせて、BESSの家をご覧くださいませ。
ドームハウスの模型、ペーパードームです。構造がとてもよく分かります。
2等辺三角形6種類の105面体。ベテラン営業になると、パネル番号で殆どのことが分かります。
ドームをご計画のお客様とのお打ち合わせに使う簡単模型です。
受付棟のドームハウスでは、子供さんも親御さんの打ち合わせを待ちながら、丸い空間でお遊び。
長崎でワンダーデバイスを建てられるご家族の子供さんがスケッチブックを借りて、お絵かき。
ドームの空間を感じますねー。
アシスタント犬メイを書いてくれました。
いつも寝そべっている姿も、丸々したお腹もそのまま、そっくりです。
メイです。10年目の展示場勤め。まだまだ元気ですよ。
「きょうのわんこ」に応募してますが、未だ採用されず!