2012.07.23 カテゴリー : [001]展示場日記
暑い夏の寝具
~エコ夏にハンモック~
本日、快晴。
もう梅雨明けでしょうか。日差しが強く、展示場内にも濃い影を作ります。
メインツリーの欅(けやき)を見遣ると蝉が沢山。短い地上での時間、一斉に精一杯鳴きます。
そばまで行くと、ジッ!!と声を上げて10匹ほどが飛んでいきました。
残されるは蝉の抜殻。
暑いです。ジリジリとした日差し。
エコな夏を過ごす工夫をされている方も多いと思いますが、
本日は、夏の寝具「ハンモック」の話を。
「ハンモック」こと釣床。
元は南米の熱帯で先住民が使っていた寝具。網や布の両端をまとめ、柱や立木の間に吊るして、床(とこ)として利用します。
風通しがよく、適度な揺れがあり、床(ゆか)とは違った気持ち良さがあります。
両端を棒で広げたタイプは、ハンモックが丸まらずに使い心地が良いようですが、それがない、くるんと包まれるのがお好きな方も結構いらっしゃるよう。
とにかく、リラックスできますね。
ハンモックに入るときは、おしりから。最初は座るようにして、体をハンモックに平行に伸ばします。
慣れたら、体をハンモックの向きに対して少し斜めにすると比較的体が曲がらず、寝心地が良いです。
第二次世界大戦の頃まで、船舶内の寝具としても重宝したハンモック。
ハンモックは船の左右の動きに同調するので、寝ている間に床に落ちることがありません。
特に帆船が主流だった時代、風向きによって船体が斜めに傾いたまま進むため、船内は床が傾いている時間が多く、寝床の水平を保つのにハンモックを使うメリットがあったそうです。近代的な蒸気船の登場までの時代のことです。
体の力を抜いて、ハンモックに身を任せる心地よさ。
BESS北九州展示場で体験されませんか?
晴れた日のデッキに2台、ファインカットログハウスのロフトにチェアタイプを1台置いております。
木陰で風を感じながら ゆら・ゆら・ゆら
海の中にいるような、雲の上にいるような、そんな自然リズムの揺れ。
気持ち良いですよ!
◆BESS北九州展示場のデッキ。晴れた日にはビッグサイズのハンモックが2台出されています。午後からは日陰になります。ぜひ、お試しを。
◆場内は蝉も多いようで。まだ羽の乾いていない蝉。
◆そして、その抜殻。